物件を購入したら管理会社を決めなければなければなりません。

管理会社選びは大家にとっては極めて重要な作業です。管理会社はアパート経営の強力なパートナーになるからです。

そのため、物件取得後に安易に以前の管理会社にそのまま管理をお願いすることは避けるべきだと思います。

僕は4つの1棟もの物件を所有していますが、地元の不動産会社に1棟、と大手の不動産賃貸会社に3棟の管理をお願いしています。

3つの物件については、管理会社を変更しています。変更後に、半年以上空いていた空室が数日で埋まった経験も何度かあります。

管理費は空室を除く総家賃の3%~7%くらいが相場だと思います。

ちなみに、僕の場合は地元の不動産管理会社が家賃の5%、
大手の賃貸会社は3%、3.5%、5%とそれぞれです。

同じ系列の会社でさえ、管理内容、管理費の交渉は可能です。

僕が管理会社を選ぶ際のポイントをまとめました。

■入居者からの問い合わせが24時間、365日対応
→ 休日に入居者にトラブルがあったら大変ですから。

■家賃収集・滞納者への対応
→ 基本です。

■クレーム処理
→ 基本ですが、中にはクレーム処理1件ごとに支払いが必要な管理会社もありますので、クレーム処理があった場合、どういう対応をしてくれるか、また、その対応は管理費に含まれるのか否かを確認する必要があります。

■最新の賃貸情報の提供
→ 大手賃貸会社は定期的に大家のためのセミナーや会報紙など貴重な情報を提供してくれます。

■格安リフォーム会社の斡旋
→ 管理会社の中にはリフォーム会社からのキャッシュバックを狙っているところがありますので、必ずリフォームを実施する場合は、複数の会社に合い見積もりを取るよう依頼することが大切です。

■入居募集の媒体が多い
→自社だけでなく他の賃貸業者にも広く募集を依頼すること、ホームページ広告、その他インターネット広告、賃貸雑誌、店舗内広告など。

管理費が5%で月回程度の定期清掃があったら尚良いと思います。

大体以上の項目が僕がお願いしている内容です。

結局、地元の不動産会社が良いか、大手が良いかと迷うところですが、どちらも一長一短があります。

地元の不動産会社は小回りが効くところと地元のネットワークがあるところが大きなメリットだと思います。

一方、大手のメリットは大家業に関する情報量が多いことと、集客力が強いところだと思います。

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