3年間の不動産投資でセミリタイア生活を手に入れた元サラリーマンの不動産投資体験記

入居者の自殺


僕が絶対に遭遇したくないという大家さんのリスクの一つが、他殺や自殺など、賃貸契約をする際に、重要事項として説明の義務がある事故死でした。

そして、わずか40部屋程度しか所有していない僕が、このリスクを体験してしまったのです。

これは僕が残暑が厳しかった9月に物件の草むしりに行った時の話です。ちょうどその事故が起きた部屋(角部屋)のとなりに浄化槽がありその付近から異臭がしていたのです。僕はその浄化槽が異臭の原因だと思い、管理会社に浄化槽の汲取りの見積もりをお願いしたのです。

数日後見積が届き、金額が少し高いと思い、他の業者さんを探そうとしていたところに管理会社から連絡が入りました。

『○○号室(事故部屋)からお経の声が聞こえて気味が悪いので様子を見てもらえませんか、と近所からクレームが入りましたが、連絡がとれません。ドアに貼紙をし1週間連絡がなければ強制的に入ることにしましたから。』

僕はまさか入居者が自殺しているとは思っていませんし、ラジオか何の音がたまたま大きくなってしまったのだろうと深く考えず、『あーそうですか。対応よろしくお願いします。』程度の言葉しか発していないと思います。
すぐにその事は頭から消え去りました。

しかし、その1週間後に管理会社から電話が入ったのです。
担当者もパニックになっていたのだと思いますが、何を言っているかよく分かりませんでした。ただ、入居者が室内で亡くなったということだけが理解できました。

僕もかなりの衝撃でしたが、とりあえず現場に行くと伝えました。

しかし、管理会社の担当者は『凄まじい現場なので来ないほうがいいです!』と一本調子でした。

あまりの勢いに押されてしまい、後日現地に行くということでその日は気持ちが静まらないまま家にいることにしました。

警察にも連絡を取ってもらいましたが、当然オーナーとして僕も事情聴取をうけるものだと思っていましたが、その後も結局何も連絡はありませんでした。

そして後日、管理会社の担当者が落ち着いた頃、詳しく話を聞くことができました。

事故部屋に貼紙をしてから1週間後、『もしや』という気持ちと若い女性が住んでいるというのもあったので、別の担当者と2人でカギを開けて入ったそうです。

ドアを開けた瞬間、凄まじい異臭が襲ってきたそうです。

そして部屋の奥に『ゾウの糞』(実際の担当者の言葉です)のような黒い塊が見えたそうです。

『もしや』という気持ちがあったにもかかわらず、まだこの時点で人の死体だとは気がつかなかったそうです。

それ程までに原形をとどめていなかったそうです。

そして恐る恐る部屋の玄関から中へ入ると、入り口から黒いボツボツが部屋の中一面にあったとのことです。

最初な強烈な異臭とゾウの糞が何なのかということに気がとられ、それが大量のハエの死骸ということは少し時間が経ってから分かったそうです。

そして廊下から部屋に入る途中に、『ゾウの糞』らしきものが人の死体であると認識できたそうです。

『ゾウの糞』の部分は足の部分だったそうで、部屋に入る途中で頭の部分が確認できたそうです。

管理会社の担当者はそれを『腐ったバナナ』のようにドス黒い色だったと表現していました。

この話は事故の数日後、その事故物件付近で担当に聞いたものです。

なぜ付近かと言うと、その事故部屋の周辺のみならず、物件を含めてその物件の周り全体に大量のハエが飛び交っていて、物件に近づくことができない程の量だったためです。

そのため、ハエから避けるためその物件から数十メートル離れて話を聞いていたのです。

事故現場を見た担当者2名は、噂には聞いていましたが、何日経っても現場の臭いが取れないということで、2人ともスーツを捨ててしまったそうです。

結局、その日も管理会社の担当者が『臭いが凄まじいので服を捨てる覚悟が無ければその部屋には近づかないほうがいい』とのことで事故部屋には入りませんでした。

しかし、その臭いは物件から数十メートル離れていても強烈に臭いました。

その臭いは僕が草むしりに行った際に、浄化槽が原因だと思った臭いを強烈にさせた臭いでした。

後から死後2週間程度経っているという情報を聞いたのですが、逆算するとそれは僕が草むしりをしていた日の数日前ということが分かりました。

僕がその時感じた異臭の原因は浄化槽ではなく、まさにその臭いだったのです。

 

2015年6月追記

久しぶりにこの記事を読み返しましたが、今でもゾッとしますね。

その後、しばらく経ってから事情を話した上でいつもの内装業者の方にリフォームをお願いしました。彼も怖かったのか、僕が同伴すればリフォームしますということでした。

その日はしとしと雨が降っていたので二人ともビビりながら内装リフォームをしたのを今でも覚えています。

ちなみに、その部屋は家賃を相場の半分程度にして募集をしましたが10ヶ月程度、案内は数件あったものの決まりませんでした。その後、視える方の指示に従い、お祓いをしたらすぐに入居者が決まりました。

どうやらその部屋には、お祓いをするまでいたようなのです。

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