土地がある程度広く、人通りがある程度確保できる場合には、ぜひ自動販売機を扱う業者さんに相談してみることをお勧めします。

探し方は、ネットで『自動販売機 設置』などで検索すればたくさん出てくると思います。

自動販売機を設置する意義は、下記の2点です。

①家賃以外の不労所得
②防犯効果

以上です。特に②については、設置した周辺が夜に明るくなるため、防犯面から見ても入居者にもオーナーにとってもプラスになると僕は思います。

さて、僕の場合は物件を購入したときから、『伊藤園』の自販機が設置されていたのですが、ラインナップがイマイチ?!と思い数社の業 者に連絡を取ってみました。

ただ、物件からほんの数メートルの位置に『コカコーラ』の自販機が設置されていましたので、それ以外の自販機を検討してみることにし ました。

連絡をとると、すぐに交通量調査をはじめてもらい、その販売推定から売上げのあった一本あたりの複数の手数料の提案がありました。

大きく分けると、ドリンクの補充・ゴミ廃棄など全部自分でやるパターンと全部お任せパターンの2種類に分けられました。

僕は当時大阪に住んでいて、埼玉の物件での自動販売機設置交渉でしたので、手数料は低くても後者の全部お任せにすることにしました。

ちなみに、自動販売機への電気工事は業者さんがすべて無料にて工事してもらえますので、手続きに関してはサインをするだけでした。

結果的には、手数料の%と、夏の定番・冬の定番・その他お茶やジュースなどの季節を問わないヒット商品が数多くありバランスのとれた ラインナップのあるサントリーに決定しました。

では、自動販売機でどのくらい収入があるのか。。。

この計算式は下記のようになります。

■利益 = (販売本数×手数料%) - 自動販売機の電気代

自動販売機の電気代は、省エネ設計とのことでしたが、24時間稼動しているだけあって月4,000~5,000円程度です。

正直言って、僕の利益はまれに若干マイナスになる月もあり、プラスになっても数千円程度です。

ということで、僕は防犯面として活用していますが、収益としてはトントンなのであまり自動販売機に期待はしていないというのが実情で す。

ただ、世の中には自動販売機の設置のみで生活をしている人もいるそうです。

自分で中古の自動販売機を購入し、自分でドリンクの補充をするなど手間はかかるようですが、不動産投資に近いものを感じます。

いずれにせよ、重要なのは設置する場所のようです。マクドナルドの創設者の著書にも『自分の仕事は良い場所を探す不動産業だ』と豪語していたくだりがあり、衝撃を受けた記憶があります。

やっぱり場所(不動産)って重要なんだとつくづく感じた瞬間でした。

 

2015年6月追記

今月、自動販売機の業者さんと面談する機会がありましたが、今の自動販売機の月の電気代は月3,000円を割るくらいまで省エネ技術が進んでいるとのことでした。

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