原状回復工事の方向転換


僕の原状回復工事の考え方が変わってきました。

以前はクロスとクッションフロア、そしてハウスクリーニングでほぼ完了でした。

しかし、関東全域で行なっている原状回復工事事業の方で10年位前ではほとんど床工事についてはクッションフロアだったのが、最近ではクッションフロアとフロアタイルの比率がほぼ半々になっていて、クッションフロアのチープさがかなり浸透してきているように感じます。

そして、今までパッキン交換でしのぎ、ほとんど無視をしていた水回り関連についてですが、アンケートでは上がってこないものの、ツーバルブ水栓では少々まずいことに気がつきました。

これは、僕が所有している築古木造物件で、仲介業者に高齢者に内見してもらった後に複数回言われたのがきっかけです。

『ツーバルブ水栓だと手に力が入らなくて回せないので断られました』と。

最初は月3万円のアパートでなんて贅沢なことをと思いましたが、2回しかも別の業者から言われたことで真剣に考えるようになりました。

確かに今後迫り来る高齢化社会においては、まず空室対策のため築古木造物件から積極的に貸し出していくことになろうかと思われますが、その際に候補として土俵に上がるために必要になってくるように思われます。

 

そうかと言っても、浴室とキッチンの混合水栓はいずれも3万円以上しますし、デッキ型タイプだと5万円以上かかるのもありますので、2つ同時に工事をしたら最低6万円かかるとなると気がかなり重いです。。

さらに言うと、混合水栓を交換したからと言って家賃が上がるかと言ったらほとんど影響はないでしょう。

せいぜい家賃が下がっていく角度を緩やかにする程度ではないでしょうか。

 

僕が所有している物件はほぼボロで、ほぼツーバルブ水栓となっていますが、今後さらに10年以上は現役で活躍してもらおうと思っています。

中には返済額があと数百万で終わる物件もあり、いつでも売却できるような状態のものもありますが、やっぱり少しでも高く売却したい気持ちもあります。

そのためには家賃を少しでも高くして利回りを高くすること、そして入居率を高く維持する必要があります。

 

なので、出費は辛いですが空室部屋が出るたびに混合水栓に交換していこうと思います。

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